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南米チリの北部に位置する標高5,000メートルのアタカマ砂漠に、アルマという巨大望遠鏡群があります。この場所は空気が薄く、乾燥し、宇宙から届く微弱な電波を捉えるのに適した場所なのです。

日本、北米、欧州が独自に進めていた計画を合体し、2003年に建設を開始、2011年に観測を始めました。建設費約1,000億円を使った一大プロジェクトです。

現在、アルマは127億光年の彼方まで観測できます。つまり127億年前に発せられた電波を観測できるということです。今後、銀河や惑星はどのように生まれたのか、宇宙の物質がどう進化して生命が誕生したのかという謎が解明されるかもしれません。

■アルマの観測画像

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アルマは、一基の重さ約100トン、直径12メートルと7メートルのアンテナを組み合わせています。
15km以上の範囲に、66台のアンテナを配置し、驚異的な解像度を実現しました。(従来の望遠鏡の百倍の解像度)


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■日本の役割
○「ACA」(高精度の干渉性システムを構成)
 ・直径12メートルのアンテナ:4台
 ・直径7メートルアンテナ:12台

○受信機(サブミリ波を中心とする3種類のもの)

○相関器(分光性能を飛躍的に向上)

2010年3月19日、「ACA」のアンテナは「いざよい」という愛称が名付けられました。